高円寺、あの人に聞きました
高円寺、あの人に聞きました
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このコーナーでは地元・高円寺の賑わいを支える人たちを紹介します。
第2回は座・高円寺地域協議会の副会長である谷幹男さんにお話を聞きました。
(聞き手:疋田)

谷幹男さん 座・高円寺地域協議会の副会長

いつから高円寺に?

もともと自分は埼玉県熊谷市の出身です。
昭和37年に結婚してから住んでいます。もう45年になりますね。あのころは駅も高架になってなくって、地上を電車が走っていました。

それまではなにを?

たとえば学生時代、クラシック音楽が好きでした。昭和29年、ベートーベンのLPが1枚2,800円、当時、大学卒業者の初任給が8,900円/月だった頃、知り合いにレコードを借りて「クラシックコンサート」のレコード鑑賞会を開催、チケットを売ってアルバイトにしていました。曲と曲の間に作曲家にまつわる口上を面白おかしく話して、怒られたこともありましたね(笑)

コンサートのチラシに広告を集めようと思って文房具屋をまわっていたとき、某文具会社の採用試験があるけれど受けてみたら?と誘われて、受けて入社。そのご縁が、不二屋文具店との出会いにもつながりました。

スポーツは大好き。高校のときには器械体操の選手として国体に出ました。
大学ではレスリングを、いまはスキーにはまっています。

高円寺のいいところ、教えて!

昭和57年、商店街を一体化するため、本屋の小沢さんが中心になってアーケードをつくりました。大家族的な雰囲気なんですね。そして、高円寺の魅力は山の手の中でありながら、下町でもあるところ。大正時代からやっている店もあります。小売店が多く、三世代で住む大家族も多いので、だれでも、スッと馴染める街だと思います。

座・高円寺に期待すること

やっぱり人が気軽に集まり、明るく、元気な場所であってほしいですね!
「座」にふさわしい空間になることを期待しています。

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